何故神戸にイタリアンが多いのか

神戸市内には290店を超えるイタリア料理店があることをご存知でしょうか。(2017年現在) この数は他の都市と比較をしてもかなり多数のイタリアンレストランがあることになりますが、なぜこの地にはイタリアンレストランが多いのでしょうか。

まず、根本にあるのはこの地にハイカラ文化が根付いているという所にあります。ご存知の通り日本の都市の中でも古くから外国人が多く住んでいた歴史があります。1868年に神戸港が開港され、外国人居留地が作られたことで多くの外国人が住んでおり、西洋からの新たな文化を受け入れつつ和洋折衷も生まれ「オシャレ」「ハイカラ」の文化は明治時代から今に至るまで根強く残っている土地です。現在でも関西有数の外国人が多い街としての面影を残しています。現にインターナショナルスクールの分布を見ると、カナディアンアカデミー、神戸ドイツ学院、マリストブラザーズインターナショナルスクール、聖ミカエル国際学校の4校も存在し、関西地域で最もその数が多く、外国人の数が多いことを示しています。

古くから外国文化が根付いている土地なので、新たなものを受け入れる気質がこの地には強く存在します。洋菓子や紅茶など、今では日本に当たり前に存在するものですが、これらもこの地で日本で初めて受け入れられた歴史があります。そのような背景の元、多くのイタリアンレストランも多数オープンし、今も人々に愛されているのです。

特に市内の中心地である三宮エリアには多数のイタリア料理店が存在します。その客層はというと、学生、主婦、会社員、ファミリーと様々です。神戸にはインターナショナルスクールだけではなく、日本の学校も多数存在しており、人気の高校や大学も多数存在し学生が多い街でもあります。また、住居地域としても人気エリアで、昼間の三宮にはランチを楽しむ主婦グループからお昼休みの会社員、学生であふれ、夜には家族でディナーを楽しんでいる姿や女子会、会社帰りのサラリーマンの飲み会など様々な用途でイタリアンレストランが利用されています。

そのため、神戸のイタリアンはバルのようにお酒と料理の融合が楽しめるお店や、デザートが充実して女性や子供の支持を受けているお店、学生でも安心して使えるリーズナブルなお店など、一言でイタリア料理店といっても様々な特徴を持ったレストランが多く、利用する人の年代や立場も幅が広い特徴があります。「ハイカラ好き」という背景と、老若男女様々な人々が利用するエリアということがイタリア料理店の数が多い理由といえます。


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